GPS!

2006年春。写真撮影のついでに極楽寺山に続けて二度登り,
大野権現山。そして,いきなり寂地山縦走。
調子にのって,大峰山~西大峰山縦走,
オオネントウ経由で下山しようとして道迷い!
夕暮れ近づく中,昔渓流釣りでさんざん歩いた時の知識・経験使用。
なんとか下山しました。

(蛇足)
 登山で道に迷ったら,引き返せ・尾根に出ろ・谷に下りてはいけない・・・というセオリーがあります。この時そんなセオリーに従っていたら確実に遭難していました。セオリーに従わず,谷に降りました。渓流釣りで谷筋はさんざん歩いているので,その経験が役にたちました。谷に下りてはいけない・・・という理由のひとつに,絶壁や滝があって,下れなくなるという点があげられますが,そんな所はたいてい巻き道があります。渓流釣りでは,滝は絶好のポイント。そして,滝つぼを探ってから,次のポイントに下から釣り上がっていくので,巻き道がついているのがわかるのです。
登山でいきなり上から降りていくと,そんな巻き道はを見つける事はできないでしょう。
 登山,基本やセオリーはもちろんありますし,知っておく必要はありますが,それにとらわれすぎない方がいい・・・というのが,海(セーリング・クルージング)や渓流釣りなどの登山以外のアウトドアを経験している私の持論です。

帰宅してすぐに調べて,GPSを買いに行きました。
道迷い,日暮れて遭難の恐怖・・・が残っているうちに。

初めて買ったGPSは登山用。
GARMINのLegend-C。カラー液晶で地図表示のできる機種です。

以降,登山の時には,必ず持って行きます。
ちょっと不便な点は地図が一度に一県分くらいしか入らないこと。
今はもうメモリも大きくなって,そんな事もないでしょう。

もうひとつ,GPSを持ち歩く事で楽しみが増えました。
自分が歩いた軌跡を残して,あとで見て楽しめる事。
楽しめるだけではありません。
地図に記載の登山道と実際の登山道のズレ(ズレが大きなもの)や,
自分が歩いたと思っていた所が全然違うところだった・・・等の,
次回の登山に有用な情報も得られます。

写真・ブログや日記などの記録・そしてGPSの軌跡などは,
しっかり残しておく事を(特に若い方には)おススメします。

最近はスマホのたいていの機種にもGPSがついています。
Googleのtrackなどのアブリを使えば,ログ=軌跡も残せるようになりました。

車のレーダー探知機もGPS搭載の機種だと,ドライブログが残せるものがあります。

まとめると,使っていた(使っている)のは

登山用のGPS(地図表示常時可能)
スマホのGPS(インターネットが接続可能な場所ならば地図表示可能)
レーダ探知機(ログ取得のみ)

そして去年GPSロガーを買いました。
3日間くらい自分の場所の軌跡を記録してくれています。

カメラの時刻を正確にあわせておけば,いつどこで写真を撮ったのかも,
コンピュータソフトを使って,知ることができます。

技術の進歩は素晴らしい。

(ご質問・ご意見あればなんなりとしてください)
コメント

イイネ!(8) かった しらたま 退会したユーザー ze零ro きたろう 春吉(はるきち) ∠なっかん * いちご *

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