高齢化社会・・・

 数年前、義理の母が彷徨して、夜昼を問わず、捜さねばならない事が多かった。昨年の秋だったか、家を出てすぐに転倒骨折し、近所の方が見つけてくださって、救急車で入院。動けなくなって病院に入りっぱなしだ。

 先月くらいから、今度は実の母の認知症が激しくなって、先週には要介護認定を受けた。そして、とうとう今日、「早朝からいなくなって帰ってこない」と姉から職場に電話あり。年休を取って捜しに帰る。帰路、母の里だった草津付近の道路を一巡してから、自宅近辺を捜す。幸い、近くのスーパーに座り込んでいる所をどなたかが救急に通報してくださって、救急隊員の方に連れられて帰ってきた。
 その後も、「○○の××先生に逢いにいく」と出かけようとする。姉がなだめるのに一苦労。自分が「もう○○にはダレもおっちゃあないんよ」と言うとそれは素直に聞くのだが、今度は「だれが○○へ行くの・・・」と数秒前言ったことをもう忘れている。全く支離滅裂なのが認知症なのだが、慣れていない姉は「さっきおかあちゃんが××先生に会いに行く言うたぢゃないね」と怒る。「暑いけえ熱中症になるといけんけえ、家に入ってお水飲んで休んどきんさい」。家に入って一段落。

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mako2012年07月18日 04:23

うちは父は意識がはっきりしている状態で他界。母は現在施設へ入る準備しています。(夫のほうは、義妹たちが入院させました)自分はできれば、意識がしっかりしているうちに、あっちへ行きたいと思うこのごろ。
色々考えさせられる年代になりましたね…
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ぱわ2012年07月18日 22:15

うちも父は認知になる前に逝きました。自分が最後に見舞いに行った時、昏睡していたのに、カッと目を見開いて何か言おう・伝えようとした姿が今も思い浮かびます。子供の頃というか、思春期に散々迷惑かけた母です。できるだけの事をしようと思います。

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